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バリ島初の世界遺産を巡る旅

2012年にユネスコ世界遺産に登録されたバリのスポットをまわろう!

アパ・カバール、バリ島ナビです!これまでバリ島旅行で世界遺産を訪れるには、お隣のジャワ島にあるボロブドゥールまで足を延ばさなくてはいけませんでしたが、ついに昨年2012年にバリ島初の世界遺産が誕生しました~!バリの世界遺産は、「トリ・ヒタ・カラナというバリ・ヒンドゥー教の哲学を元に独自の水利システム・スバックによって維持される水田地域の文化的景観」。今回世界遺産に認定されたのは、下記の5つのエリアになります。
■バトゥカウ山保護地区スバック(棚田)の景観
■タマン・アユン寺院
■バトゥ-ル湖
■ウルン・ダヌ・バトゥ-ル寺院
■プクリサン川流域のスバック(棚田)の景観


トリ・ヒタ・カラナって?スバックって??文化的景観って???そんなバリ島初の世界遺産を今日はじっくりとみなさんにご紹介していきましょう~!

トリ・ヒタ・カラナの精神

「トリ・ヒタ・カラナ(Tri Hitta Karana)」とは、バリ・ヒンドゥー教の哲学的コンセプトで、神、人、自然の調和をもたらす宇宙観を反映しています。
「トリ(Tri)」は3を表し、「ヒッタ(Hitta)」は幸せや喜びを表し、そして「カラナ(Karana)」は理由や原因を表します。つまり、「トリ・ヒタ・カラナ」とは「幸せになる3つの要因」ということなのです。

それではその3つの要因とは、

■パラヒャンガン(Palahyangan)
人間と神との繋がり。神様崇めることによって、人々に幸せが訪れる。

■パウォンガン(Pawongan)
人間と人間の繋がり。人々との繋がりの調和を保つことで、幸せが訪れる。

■パルマハン(Palemahan)
人間と環境の繋がり。人間と環境の調和を保つことで、幸せが訪れる。

「トリ・ヒタ・カラナ」の中では、以上の3つの繋がりを大切にすることによって、人間は幸せに過ごし、喜びを感じることができると説いています。

そして、その「トリ・ヒタ・カラナ」の思想を元に作りあげられたのが、スバックによる水田なのです。「スバック」とは、バリの農家からなる水利組合のこと。水源から流れてきた水を、一旦ダムの様な場所で貯水し、それを均等に各水田に分配するシステムを保有するだけではなく、水田や水にかかわる宗教行事を行ったりもします。

それでは、世界遺産に認定されたスバックによって維持される水田地域の文化的景観をご紹介していきましょう。

まずはスバックのお勉強から!

世界遺産をまわる前に是非立ち寄っていただきたいのが、タバナンにある「スバック博物館」。バリの水利組合・スバックのシステムや、農業に関する資料がたくさん展示されていて、スタッフの方が丁寧に説明をして下さいます。ダムを模した池や水路の様子、そして農村の一般的な民家の復元など、ここを訪れるだけでスバックとバリの村の生活が一気にわかります。

バトゥカウ山保護地区スバック(棚田)の景観

「本当にすばらしい」という意味の、バリの米所タバナンの山腹に広がる美しいライス・テラスが欧米人観光客に人気の絶景ポイント「ジャティルウィ」。南部観光地からは距離があるため、これまで日本人旅行者にはあまり人気がなかったのですが、世界遺産認定を機に、カーチャーターやツアーで訪れる人も増えている今注目のスポットです。現在ジャティルウィには世界遺産のモニュメントも立ち、複雑に入り組んだ地形に作られた水田がはるか先まで広がる様子は、まるで絵画の様に美しく、訪れる人々を癒してくれます。

タマン・アユン寺院

「バリで一番美しい寺院」と言われる「タマン・アユン寺院」。その昔ムングウィにあった王国が作りあげたバリにある寺院の中でもブサキ寺院についで大きな 寺院。17世紀初めに起こったブレレン国との戦争で疲れ果てたムングウィ国王が瞑想を行っている間に、あちらこちらに散り散りになっているデワ(精霊)を 集めて祀るようにとの神からのお告げで建てられたお寺です。広々とした庭を有するタマン・アユン寺院は、バリでは珍しく周りが堀で囲まれていて、11層の メルが4つ、9層のメルが2つ、7層のメルが1つ、5層のメルが1つ、3層のメルが1つと、9つのメルがデワを祀っています。境内と堀の内側に配された歩道をぐる~っと周りながら、美しいメルの佇まいを鑑賞することができます。

バトゥール湖

「バリの水がめ」と言われるキンタマーニ高原のバトゥール湖。バトゥール山は地球のチャクラとも言われるくらいにパワーの強いスポットでもあり、バトゥール山とバトゥール山の絶景は旅行者にも人気のスポットでバリ島一の観光スポットです。
ペネロカンにある「火山博物館」内には、「GEO PARK」というキンタマーニ周辺の地理を詳しく紹介するスペースがあり、現在のところはまだですが、今後は世界遺産に関する展示案内物も増やしていく計画があるようです。

ウルン・ダヌ・バトゥール寺院

水の神様であるバトゥール湖の守護神デウィ・ウルン・ダヌを祀るお寺。2度のバトゥール山の噴火により村の移動を余儀なくされたバトゥール村の人々 が再築したものが現在の姿で、湖を見下ろすように建てられたお寺からは、メル(塔)の後ろに湖と青空が広がります。スバックにとっても重要な寺院で、水田の祭事がある際などにはこの寺院への参拝も行われます。

プクリサン川流域のスバック(棚田)の景観

キンタマーニの南より流れる聖なる川「プクリサン川」とその周辺の文化的景観も世界遺産の一つ。プクリサン川から送り込まれた水を引く美しい水田と、その周辺の文化、歴史的スポットをいくつかご紹介しましょう。

グヌン・カウィ
「ティルタ・ウンプル寺院」を少し北上した場所にある、バリ最大の石窟遺跡。渓谷に沿った歩道をどんどん下って行くと、川の向こうにはお寺とワルマデワ王 朝の王族のために作られたお墓が突然出現する。直接岩を切り出して彫りこまれたチャンディは、実際そこに建てられているかのように迫力満点。ゲートからこ の遺跡までの間には広大で美しいライステラスが広がり、木々の間を静かに川が流れるヒーリング・スポット。ただし階段の数が多くいので、帰りは息が上がります。

ティルタ・ウンプル寺院
「聖水のお寺・ティルタ・ウンプル寺院」は聖なる川「パクリサン川」と呪いの川「プタヌ川」に挟まれた場所にあり、パクリサン川からの水が泉となって湧き 出る寺院です。魔王によって殺された神々が、このティルタ・ウンプル寺院の聖水で蘇ったという神話が残り、「浄化」「解毒」「魔よけ」の3つの聖水がこの 泉にあると言われています。泉の脇には西暦960年にインドラジャヤ・シンガ・ワルマデワ王が作ったと碑が残っていることからも、バリ島にヒンドゥー教が 入って来る前に建てられたことがうかがえます。
聖水の湧き出る泉のすぐ近くには沐浴場もあり、祈りを捧げて「ムルカット(沐浴)」で身を清める人々が毎日バリのいたるところから訪れています。また、寺 院脇の小高い丘の上にはスカルノ元大統領の別荘(一般公開されていません)があり、別荘から沐浴をする人々を眺めていたそうです。ウブド観光やキンタマー ニ観光の際に立ち寄ることができ、静かで落ち着いた美しさと、敬虔なバリ・ヒンドゥー教徒が真摯に沐浴をする姿を目にすることができるお寺です。

テガラランのライス・テラス
渓谷の中に突如現れるライステラス。こういった雄大な段々畑を見ると、日本人は郷愁を感じてしまうようで、いつまでも立ち尽くしてしまうと同時に、稲作文 化の共通性を実感できます。バリ島では三毛作、つまり年に3回の収穫ができるほど、肥沃で天候に恵まれた土地であるため、いつでも青々とした稲穂、時には 稲刈りの様子を眺めることもできます。近辺には「テラスパディ」「カンプンカフェ」などの展望カフェ&レストランがあるので、景色を眺めながらのランチタ イムにすることも一考。

イェー・プル
ウブド近郊にある「ゴア・ガジャ」からさらに村の中を入って行ったところにある、14世紀に作られたレリーフが残る場所。壁画は古代神話と日常風景と両説 がありますが、突然田んぼの中に姿を現す大きな壁画には、神秘とロマンを感じてしまいます。レリーフまでのアクセスもそれほど遠くなく簡単にたどりつけま すが、周り一面に広がるライステラスの美しさも是非訪れてほしいと思う理由の一つです。

ゴア・ガジャ
6人の女神の彫刻がある広場の沐浴場、口をあけた可愛い洞窟はフォトジェニック。ユニークな表情の洞窟入口の巨大な顔は、バリ・ヒンドゥーの悪の側面の象徴である魔女ランダをイメージしているとのこと。その口から入り、暗い通路を進むと奥にヒンズー教の3大神(シヴァ、ヴィシュヌ、ブラフマ)を表す3体のリンガ(男根)が祀られています。

世界遺産に登録された「トリ・ヒタ・カラナというバリ・ヒンドゥー教の哲学を元に独自の水利システム・スバックによって維持される水田地域の文化的景観」、他の世界遺産と違って、建物や限定されたエリアではなく広範囲に渡るところもあるのはなかなか珍しいのではないでしょうか。トリ・ヒタ・カラナの精神に基づいて生活するバリの人々の生活と美しい景観を是非ご覧になってくださいね。以上バリ島ナビでした、サンパイ・ジュンパ~!

世界遺産に行ける現地ツアー

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2013-02-06

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