クエ・ショコラトリー・ベーカリー&カフェ

Kue Chocolaterie Bakery & Kafe

閉店・移転、情報の修正などの報告

手作りの職人技にこだわったパン、スイーツ、チョコレートのお店。WIFI対応の2Fのカフェではアフタヌーンティーやディナーも楽しめます。

こんにちは、バリ島ナビです。ラヤ・ウブド通りにある「クエ・ショコラトリー・ベーカリー&カフェ」。ここはウブドには珍しい「手作りチョコレート」が有名なお店です。もともとは、レストランやカフェにケーキやパンの卸をしていたという「クエ」。以前はサンギンガンのビンタンスーパーマーケットの中に予約注文カウンターと、パンやスイーツを販売する小さなカウンターで営業をしていたこともありました。その「クエ・ベーカリー」がここ、ジャランラヤウブドにお店を出したのは2008年。最初は、1Fでパンとスイーツ、そして手作りチョコレートが並ぶかわいいショウケースだけの営業でしたが、その後2Fにカフェを併設。2010年からカフェの営業をディナータイムまで延長しました。ブレックファストからランチ、アフタヌーンティー、そしてディナー、と、魅力的なメニューがたくさん並ぶ「クエ・ショコラトリー・ベーカリー&カフェ」。さっそくオーナーのイボンヌさんにお話をうかがってみましょう。
イボンヌさんがバリにいらしたのはいつのことですか。
「もう17年も前のこと。私は実はインドネシアで英語教師になるはずだったんです。そのプロジェクトでジャカルタへ来たのだけど、仕事を始めないうちに、私が参加していたプロジェクトが頓挫してしまったの。さあ、どうしよう。アメリカでの仕事はすべて片付けてきてしまっていたし、インドネシアでの仕事もなくなってしまって。でも考えてみればこれはなにか新しいことを始めるチャンスなのかもしれない。何ができるか、と考えてみて、私が大好きだったことを始めてみようと思ったんです。つまり、パンやケーキを作ること。」
そしてイボンヌさんは、ジャカルタからバリ島ウブドへ移り住み、ウブドの北、サクティという村でケーキ作りを始めます。
「最初は大変でした。今から17年前。材料を手に入れるのが本当に大変で。アメリカからいろんな材料を送ってもらったりしていました。でもだんだんと、私の作ったケーキやタルトを買ってくださるお客様も増えて、そのうちお店やレストランに卸すようにもなって。気がつけばバリのいろいろな事情も17年前に比べればずいぶん変わっていて、今はバリでもいろいろな材料が手に入るようになってきたわね。特殊な果物たとえばベリー類なんかも、オーストラリアから冷凍のものが入ってくるようになったし、バリ島のオーガニックマーケットもずいぶんと増えてきたし、本当に変わったものだと思うわ。」
ここ「クエ・ショコラトリー・ベーカリー&カフェ」では、「手作り」ということにこだわっています。「ハイクオリティーなものを手作りで」つまり大量生産はしないで、ひとつひとつ丁寧に作り上げる職人の仕事にこだわってきた、というイボンヌさん。「パン作りをする上で酵母というのはとっても大切です。私たちのパンに使う酵母はいろいろな自然酵母。その中には2002年に私たちがこの仕事を始めた時から生き続けている酵母もあるのよ。年月がたてばたつほど、ふくよかになっていくの。」
そんな「丁寧な職人技」から生まれる「クエ・ベーカリー」のパン、そしてスイーツの数々。それでは1Fのショップを見てみることにしましょう。
お店のドアを開けるとまず目に飛び込んでくるのが、手作りチョコレートが並べられたショーケース。暑い南の島バリ島で、おいしいチョコレートはなかなか食べられるものではありません。これらのかわいいチョコレートはもちろんすべて職人さんの手作り。お値段もひとつ7000~8000ルピアととってもお手軽。テイクアウトする場合はかわいい箱に詰めてくれますので、ちょっとしたプレゼントにもおしゃれでいいですね。
店内奥には、スイーツのショーケース、そして壁際にはどっしりとしたパンが並んでいます。たくさんあるスイーツはどれも目移りしてしまうほど魅力的なのですが、以前バリ島ナビでやった「ウブドチョコレートケーキ対決」で見事一位を勝ち取ったチョコレートケーキ。それがここ、「クエ・ショコラトリー・ベーカリー&カフェ」のチョコレートムースケーキ(2万1000ルピア+15%)でした。口どけのいいチョコレートムースとチョコレートスポンジのバランスが絶妙。甘すぎず苦すぎない飽きのこない味。チョコレートムースケーキのほかにも、チーズケーキやクレームブリュレなどなど、どれもこれも食べてみたいあれやこれやが並んでいます。
それでは2Fのカフェへ行ってみることにしましょう。階段をあがった2Fのカフェは、ラヤ・ウブド通りに面してオープンエアーな作り。インテリアはシンプルだけどどことなくアジアンテイストが漂います。
朝は8時からオープンしている「クエ」のカフェ。朝ごはんメニューもあります。卵料理を自家製のクロワッサン、フォカッチャ、イングリッシュマフィンなどと一緒にいただく定番のブレックファストメニューのほかにも、ストロベリーパンケーキやフレンチトーストなどのメニューも。
ベーカリーだけあって、カフェのメニューはパンを使ったものが多いのが特徴。各種サンドイッチやハンバーガーなどの他に、「オーガニック・ウィート・ラップ」というものがありました。「これはオーガニックの小麦粉で作ったチャパティという薄いパンにいろいろな具を包んで食べるサンドイッチなの。このチャパティに、アボガドのペーストと野菜、それに豆で作ったベジタリアンミートボールを付け合せたメニューは特に人気で毎日必ず誰かしらオーダーしているわ。」とイボンヌさん。それではその人気メニュー「ファラフェル」(3万3000ルピア+15%)をいただいてみることにします。
チャパティの中には大きなミートボールのようなものが5個も!しかしこれはいっさいお肉を使っていない、ひよこ豆と大豆から作られたお団子。アボガドソースもコクがあって、味付けもしっかりしていて、とてもベジタリアンメニューとは思えない食べ応えで、じゅうぶん満足しました。付け合せはオーガニック野菜のサラダかフライドポテトを選べます。
さて、ウブドでも最近いくつかのカフェが取り入れるようになってきた「アフタヌーンティー」。ここには手作りチョコレート、スイーツ、パンと、「クエ・ベーカリー」自慢の3つのおいしさをそれぞれ堪能できる三種類の「アフタヌーンティーセット」があります。その中のひとつ、「Petit fours and small cakes」(Sサイズ4万ルピア+15%)をご紹介しましょう。これは4種類のスイーツを味わえるセット。内容はその日によって違うようですが、この日のラインナップは、チョコレートエクレア、チョコレートプルーンケーキ、チェリーチーズデニッシュ、そしてチョコレートでコーティングした苺、ディップドフレッシュストロベリーの4種類。ごらんのとおりじゅうぶんボリュームがありますので誰かと一緒にシェアするのがいいですね。アフタヌーンティーにはポットの紅茶がつきます。
2010年4月から2Fのカフェの営業をディナータイムまで延長した「クエ」。ディナーにふさわしいメニューも増えました。そのうちのひとつ、「ベジタリアン・ラザーニャ」(4万1000ルピア+15%)。こちらも「ベジタリアン」とは言いながらチーズのボリュームたっぷりで、実に食べ応えがあります。パスタとトマトソースとチーズが重なり合ったラザーニャには、フレッシュトマト、そしてバリのほうれんそうとも言えるバヤムという青菜も入って栄養のバランスもいいですね。付け合せにはドレッシングをビネグレット、バルサミコ、クリームチーズから選べる、たっぷりのオーガニック野菜のサラダ。このほかにも、「ビーフ・ルンダン(牛肉のココナッツミルク煮)」「ラム・キョフテ(ラムのミートボール)」「ペペス・シーフード(シーフードのバナナの葉蒸し焼き)」などの、ちょっとアジアンオリエンタルなメニューが並びます。
「私が育ったアメリカという国は、みなさんもご存知のとおり料理に特徴がない国。けれどニューヨーク出身の私にとって、慣れ親しんだ味というのはそのまま世界各国のいろいろな味でした。世界中の人が集まっているニューヨークという場所で、世界中のいろいろな味を食べてきた私が今インドネシアのバリ島でこうして料理をしているのも考えてみるとなんだか運命みたいなものを感じるの。私はニューヨークの大学でアジアの学生を教えていたのだけど、インドネシアから来た生徒がたくさんいたわ。それになによりその時私の担当教授だった人がインドネシア人だったの。インドネシアとは、不思議なご縁を感じるわ。」とイボンヌさん。「今でもたまにアメリカの母にメールで、あのレシピを教えて、なんてやっているの。これからも私がかつて食べた、おいしいと思った料理やお菓子をたくさん、ここで作っていきたいと思っています。」
「クエ」店内はWIFI対応になっているので、マイパソコンを持参してゆっくり過ごすこともできます。もちろん1階で売っているスイーツを注文して2階でいただくことも可能。ブレックファストからランチ、アフタヌーンティーにディナーと、いろいろな楽しみ方のできるウブドの「クエ・ショコラトリー・ベーカリー&カフェ」です。以上バリ島ナビでした。

記事登録日:2010-11-19

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主なメニュー

単位:IDR

ファラフェル

3万3000ルピア+15%

ベジタリアン・ラザーニャ

4万1000ルピア+15%

チョコレートムースケーキ

2万1000ルピア+15%

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

スポット登録日:2010-11-19

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